BX-1使用例1 豚肉ブランド化の実例

【事例内容】

通常の飼料にBX-1を添加。
配合飼料1tあたり3kg添加して飼育。
豚肉のブランド化に成功!

詳しくは、PDFデータにてご覧下さい →

BX-1使用例2 鶏卵ブランド化の実例

業界紙掲載記事 鶏卵肉情報

朝日新聞記事 『家畜の臭いを消せ!誰が使っても同じ効果得た!』

【記事全文】

 

悪臭公害の一つとなっている家畜のふんのにおいを消そうと、ここ数年、えさに混ぜて使う醗酵菌の添加剤の商品開発が盛んだ。注目を集めたEM(有用微生物群)や、全国農業協同組合連合会が昨年発表した「201(ニオワン)」などの製品に交じり、栃木県佐野市村上町に工場を持つ株式会社「カワシマ」(川嶋賢二社長、本社・館林)が売り出した微生物資材「BX-1」が話題を呼んでいる。

 

館林の「カワシマ」が販売
会長の川嶋和男さんと社長の賢二さん父子が、十年ほど前から全国各地の肥よくな土を収集。その中から脱臭効果のある土壌菌を選び出し、三年ほど前に開発した。下水処理施設の汚泥や畜産農家のふん尿などを無臭たい肥化する添加物として売り出した。昨年四月から試験的に指導入りしている茨城県美野里町の養豚業、島田敏之さん(38)によると、「ふん独特のにおいがほとんどなくなり、畜舎内のハエが数えるほどになった」という。

島田さん方では、飼育頭数を約五百頭から千頭に拡大するのに伴って倍増するふんの処理をどうするかが最大の悩みだったが、「BX-1」の導入で、ふんのたい肥化も早まった。一ヶ月当りのコストは三千円程度で済んだ。

この効果に目をつけ、JA茨城県経済連率の「茨城くみあい畜産」が今年六月ごろから、組合員の養豚農家約二十五軒に導入した。くみあい畜産の獣医師を務める原田栄次業務副部長は「最近は多くの添加物が出ているが、だれが使っても同じ効果が得られたがBX-1だった」という。

「カワシマ」の依頼で、三年前から成分分析や動物実験などの研究を続けている山口大学農学部の牧田登之学部長によると、BX-1は数種類の乳酸菌と酵母菌が含まれる複合菌の一種で、「どの菌がどう作用するかは解明されていないが、ふん独特の臭みが甘酸っぱいにおいに変わる効果がある」という。

昨年、「201」を開発した全農飼料畜産中央研究所(茨城県つくば市)によると、現在、市場には二十種類を超す消臭用添加剤が出回っているが、普及し始めたのはここ数年という。ただし、「201も含め、100%においを消すものもなければ、全く効かないものもない。どの発酵菌が何にどう有効かなどは、ほとんど未解明なのが現状」という。

牧田学部長も「漬物がおいしい、おいしくないないみたいなもので、かなり古くから経験的に利用されていた民間利用を、現在、科学的に解明している段階」と、現在、研究途上の分野であると説明する。

カワシマでは今後、サトウキビのかすなどを発酵処理し、家畜のえさに変える研究なども始めたい、と意欲的だ。

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